健康寿命とは?平均寿命とは違う??延ばすためには引越し!?

はじめに

平均寿命と健康寿命には約10年の差があることをご存知ですか?

日本は世界から見ても平均寿命が長い長寿国です。人生100年時代、出来るだけ長く、元気に健康に過ごしたい。

それは誰もが思い描いている共通の夢です。そのためには、平均寿命と健康寿命の差を縮める必要があります。

そこで今回は、健康寿命と平均寿命の違いや、健康寿命を延ばす方法、健康寿命と都道府県のランキングについて詳しく解説します。

健康寿命と平均寿命は違います!!

「健康寿命」とは、心身ともに元気に自立して、健康的に過ごせる期間のことをいいます。

2000年にWHO(世界保健機構)が提唱したことで、寿命を延ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を延ばすかが注目されるようになりました。

厚生労働省の調査によると、2016年度の健康寿命は男性が71.2歳、女性が74.79歳という結果で、2013年に行われた前回の調査と比べると、男性は0.95年、女性は0.58年、健康延びたことがわかりました。

一方、「平均寿命」とは生まれてから死ぬまでの期間のこと。同調査にて、男性は80.98歳、女性87.14歳と発表され、いずれも過去最高を更新しています。

今回だけに限らず健康寿命も平均寿命も年々延びてはいますが、健康寿命の延びの方が大きく、平均寿命との差は男女ともに縮小しています。

平均寿命と健康寿命の差は、男性が8.84年、女性は12.35年。13年と比べると男性0.18年、女性は0.05年改善しています。

この、平均寿命と健康寿命の差は、日常生活に制限のある介護などが必要になる「不健康な期間」を意味します。

この期間が長ければ長いほど、身体が不自由な期間も長くなり、医療費・介護費など経済的な負担も大きくなるのです。

いつまでもいきいきと元気に過ごすためには「健康寿命」を伸ばすことが必要ということですね。

いつまでも健康な体で過ごしたい!!健康寿命ってどうやったら延ばせるの??

健康寿命を延ばすには、要支援・要介護になる危険を減らすことが大切です。

2016年に厚生労働省が発表した「国民生活基礎調査の概況」によると、要支援。要介護を引き起こしてしまう主な原因は、認知症、脳卒中などの脳血管疾患、骨折・転倒、関節疾患だということがわかりました。

これらを防ぐためには、普段から健康を作る生活を意識することが大切です。 不健康な生活は積み重なり、病気の発症につながります。 

「まだ大丈夫」ではなく若いうちから実践することを心がけましょう。

健康的な生活習慣は、主に「食事」「運動」「睡眠」の3つで構成されます。 高齢になると、食事の量が少なくなる上、あっさりしたものを好むようになります。

そうすると、たんぱく質やエネルギーなど、身体を作るのに必要な栄養が不足しがちになってしまいます。

主食・主催・副菜を組みあわせて、バランスよく食べるようにしましょう。肥満にならないよう、腹八分目で止め、適切な食事量をこころがけましょう。 運動は、さまざまな病気の予防につながります。

身体を動かすと、血圧や血糖値、筋肉の機能が改善するため、認知症や脳卒中を予防し、足腰の痛みを和らげることが出来ます。 気分もすっきりし、ストレス発散にもなりますよ。

そして睡眠は、心と身体のメンテナンス時間です。

睡眠不足はストレスや疲れをためこむ原因となり、長期間続くと心身の不調につながってしまいます。

必要な睡眠時間は人によりけり。頭がスッキリとし、熟睡間があり、疲れが取れているなら睡眠が足りている証拠です。

他にも、禁煙する、お酒は飲みすぎないなどの身体に害があるものの使用は控えるようにすると尚よいでしょう。高齢者の社会参加の場に顔を出してみることもおすすめです。

人と関わったり、趣味を見つけることで気持ちが上向き、生きる活力がわいてきます。

健康寿命と都道府県別のランキング!!その土地の食文化などが影響しているんでしょう。

1990年から2015年の各都道府県の平均寿命と健康寿命を多角的に分析した、医学雑誌「ランセット」に掲載された調査結果によると、この25年ですべての都道府県で平均、健康寿命ともに延びていることが判明しました。

ただし、その伸び幅には、各都道府県ごとで大きく差が出ていたのです。

健康寿命の上位ベスト3は滋賀県、福井県、長野県でした。1位の滋賀県の健康寿命は75.3歳でした。

これらの上位県に共通することは、県全体で、健康寿命をあげる活動を行っていることです。

滋賀県では、県内19の市で健康を増進するための食育推進計画を作っています。

特別なプロモーションは行わずとも、科学的根拠に基づいて、県、保健所、市や町が連携してその計画を確実に進めていくことによって、健康寿命全国1位という快挙を達成することが出来ました。

一方、健康寿命のワースト1位は青森県。沖縄県、高知県、秋田県、岩手県と続きます。ワースト1位の青森県の健康寿命は72.6歳という結果でした。

ワースト5の中に、青森、秋田、岩手と東北勢が3県もあることに注目してみましょう。

東北のような寒さが厳しい気候下だと、どうしても外に出たり機会が減ります。都心部と比べると車での移動が多いこともあり、日常的に歩くことも、運動することもおのずと少なくなってしまうのです。

更に、東北の食べ物の特徴は「塩辛さ」。豪雪など過酷な環境を家の中で過ごすため、塩分の多い漬物などの保存食が自然と食卓に並びます。

塩分を過剰に摂取すると、生活習慣病を引き起こす確率も高くなり、健康寿命も延び悩んでしまいます。

都道府県別のランキングからは、普段からの生活習慣が健康寿命に大きく関わってくることがわかります。

1位の滋賀県と、最下位の青森県ではなんと2.7歳もの差がありました。約3年の差は、とても大きいと思いませんか?

おわりに

平均寿命がどんどん延びている現在の日本。平均寿命が延びれば延びるだけ、介護や支援を受けながら生活する可能性も高くなります。

単に長生きするだけでなく、「健康的に」長生きするためにも、健康寿命には注目が高まっています。

自分はもちろん、配偶者や子供、両親にも長く健康に心豊かに生きてもらいたい。

平均寿命と健康寿命の10年の差をより縮めるためにも、自分だけでなく家族も巻き込んで、生活習慣を見直し、改善しましょう。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ