胎教っていつから?方法は??胎教にいい音楽や読み聞かせなどの効果について。


はじめに

胎教

妊娠や出産というのは人生の一大イベントと言えますね。

時期に合わせて母子手帳を受け取りに行ったり、定期検診を受けたり、安産祈願のお参りに行ったり、職場への報告を行なったり、様々な準備をしなければなりません。

そのうちお腹が大きくなっていき、胎動を感じるようになるとより一層実感が湧いていき期待に胸を膨らませる人も多いのではないでしょうか?

しかし、つらい悪阻を経験したり、元気な赤ちゃんが産まれてくるか心配になったり、体型や体重の変化に自分の気持ちがついて行かず不安になったりする妊婦さんも多いようです。いわゆるマタニティーブルーと言われる状態ですね。妊婦さんが精神的に不安定になると、お腹の中の赤ちゃんにも良くありません。

胎教と聞くと、胎内にいる時からの赤ちゃんへの英才教育と捉える人もいるかもしれません。ですが、もともと胎教とは、妊婦さんに精神的に安定した状態で妊娠期を過ごしてもらい、その結果、赤ちゃんにも良い影響を与えようとする行動です。

では、胎教とはいつから何を行えばよいのでしょうか?今回は、胎教についてお話していきたいと思います。


いつから?胎教を始める時期は人それぞれですが一般的には安定期からが良いみたいです。

お母さんが妊娠に気付くのは、一般的に妊娠2〜3ヶ月頃です。この頃は胎児が1つの受精卵から様々な器官を形成していく大切な時期です。

また、流産の危険が高かったり、つわりのピークが訪れたりする時期でもあるので安静に過ごしましょう。5〜7ヶ月頃になると「安定期」という状態に入って行きます。この頃にはつわりの苦しさから解放され、自分のペースで生活できるようになる人も多いのではないでしょうか?

胎動を感じられるのもこの頃です。赤ちゃんがどんどん大きくなる時期でもあるので、体重増加に気をつけなければいけません。8〜9ヶ月頃になると、お腹がさらに大きくなります。そして臨月を経て出産し、我が子と対面することができます。

胎教はいつ頃から行えばいいのかというと、一般的には安定期に入った5〜7ヶ月頃と言われています。何故この時期に胎教を始めるのがいいのかというと、ちょうど赤ちゃんの耳が聞こえるようになる頃だから、つわりが落ち着いて自分の時間が持てるようになる頃だからということが理由のようです。

ただし、赤ちゃんの成長スピードや、つわりの重さなどは人によって様々です。ネットや本にはたくさんの情報が溢れています。また、妊娠に関する迷信まがいの話もたくさんあります。

妊婦さんの中には、自分がその情報と異なることに対して極端に不安になってしまう人もいらっしゃいます。情報に振り回されて「必ずこの時期にやらないといけない」と考えていると、余計にストレスになります。

自分の体調とよく相談しながら、できるようになったら始めよう、という気持ちでいてください。


胎教にいい音楽はクラッシック。ロックは少し我慢しましょう。

では、胎教とは何をすれば良いのでしょうか?

最近では、胎教教室という教室も開催されています。胎教や出産後の子育てについて専門的に教えてもらえるだけでなく、同じ境遇の妊婦さんと集まることで、悩み事を共有しあったり、情報交換できたりする場所として人気があるようです。

しかし、教室に通うということはお金がかかるというデメリットがあります。また、他に妊婦さんと比べてしまって逆に不安になってしまう人もいるかもしれません。

自宅でもできる胎教は数多くあります。自宅で使える胎教グッズもたくさん販売されていますので、気に入ったものがあれば購入してみるのもいいかもしれません。わざわざ道具を買わなくても、毎日赤ちゃんにむかって話しかけたり、お腹をマッサージしたり、散歩に行ったりするだけでもじゅうぶん胎教の効果を得ることができます。

胎教を行う時の一番大切なポイントは、妊婦さん自身が負担にならないことをする、という点です。例えば、胎教のためにクラシック音楽やオルゴール調の落ち着いた曲が良いとよく言われています。

これはこのような曲調を聴いた時に「α波」という安静時に出る脳波が出るからだと言われています。しかし妊婦さんの中には、クラシックは苦手という方もいると思います。

胎教とは本来、妊婦さんの精神的安定を図ることを目的としていますので、苦手なものを無理にしたら逆にストレスを感じてしまいます。妊婦さん自身がリラックスできることを行うのがベストな方法です。


胎教の効果は全ての人が得られるわけではありませんが、妊娠期間を楽しくリラックスして過ごすためでも良いと思います。

胎教という言葉は中国でうまれ、日本には奈良時代頃に伝わったと考えられています。

また、江戸時代には、妊婦の出産に対する心得が書かれた書物も出版されていたと言われています。しかし、私たちの多くは、お腹の中にいた時に記憶を持っていません。

そのため、胎教には効果があるのか怪しむ声があがり、胎教の効果には科学的根拠はないのではないかと考える人もいました。現在は研究がすすみ、妊娠5ヶ月頃には耳が聞こえていること、6〜7ヶ月頃には脳が形成され記憶力が備わっていることが明らかとなりました。

また最近では、3歳頃までは胎内記憶を持っている場合もあることもわかってきており、胎内記憶と母子との絆との関係性の研究も進められています。

ただ、巷で言われている胎教の効果について、全てが正しいわけではありません。胎教を積極的に行なっている妊婦さんと積極的に行なっていない妊婦さんを集めて、妊娠中の腰痛や浮腫などの発生回数、妊娠中のリラックス度、分娩時間、出産体験に対する受けとめ方について調査を行なった研究があります。

その結果によると、妊娠中のリラックス度や出産体験に対する満足感は、胎教を積極的に行なった妊婦さんの方が高くなりました。しかし、腰痛や浮腫などの発生回数や分娩時間については胎教を行なったからといって変化していませんでした。

他にも、胎教の効果として、夜泣きしないや情緒安定した子に育つ、などが言われていますが、これらも胎教を行えば必ず得られる効果ではありません。


おわりに

お腹の中の赤ちゃんにとって、子宮の中が自分の生活の全てです。できればより良い環境の中で40週育って欲しいですよね。

しかし、胎内環境は赤ちゃん自身で変えられるものではありません。胎内環境を良くするためには、まずお母さんがリラックスしましょう。繰り返しになりますが、胎教はお母さんがリラックスするための手段の1つです。

リラックスすると副交感神経が優位に働き、気持ちを落ち着かせるホルモンが分泌されます。このホルモンは、へその緒を介して栄養分や酸素と共に赤ちゃんに送られ、赤ちゃんも落ち着かせることができます。

ただ、頭では分かっていても、穏やかな気持ちで毎日過ごすことは難しいですよね?

不安になったり、喧嘩をしてしまったり、様々な出来事があります。「イライラしてしまった」「赤ちゃんに良くないことをしてしまった」と悩んで負のループに陥ってしまうことが一番よくないことです。

妊娠、出産、子育てに正解はありません。周りと同じようにしようと思うのではなく、「自分は自分」と割り切ることが大切です。

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