改元の歴史はいつから?新元号の発表ももうすぐです!!


はじめに

改元

改元とは、元号を改めるということです。

たとえば、昭和天皇の死去に伴って、昭和から平成に変わったこと、平成天皇が退位されて新たな元号になることなどがこれに当たります。

平成の次の元号はすでに決まっていて発表が待たれている段階です(H31.1.27時点)

TVとかでは新元号の予想とかされていますが個人的には当たってほしくありません。なんか元号が安っぽく感じられてしまうから。

しかし、そもそも元号とは、いつから始まったものなのでしょうか。

新元号の発表も4月1日に迫ってきましたので、今回はその歴史や理由、はては改元による恩赦について説明します。


元号っていつから始まったの?歴史について説明します!

日本最初の元号は、645年から650年にかけて使用された大化であるとされています。そう、歴史の授業で聞き覚えのある、大化の改新の、あの大化です。

飛鳥時代の話で、当時の天皇は孝徳天皇でした。

ここで「あれ?」と疑問に思った方もいらっしゃるかも知れません。そうです、昔の元号は、天皇の名前と同じではないのです。

今では改元による新しい元号がそのまま天皇の名前となっています。たとえば、元号が明治の時の天皇は明治天皇、大正の時は大正天皇といった具合です(ただし、在位中は今上天皇と呼ばれるのが一般的です)。

ですが、昔はそうではありませんでした。

今のような、元号と天皇の名前が対応するやり方を、一帝一元号と言います。これは、日本では明治になってから始められたものです。

明治以前は一帝一元号は採用されていませんでしたから、同じ天皇の在位中に複数の元号が使用されることも、多々、あったのです。

話は戻りますが、日本では最初の元号が大化、その次の元号が白雉(650~654年)と制定された後、元号は、いったん、断絶します。

そして、断絶から32年後の686年に朱鳥という元号が制定され、その後はずっと断絶することなく、今日に至っています。

元号は昔から切れ目なく続いていたものかと思っていたのですが、実はそうではなかったのですね。

ちなみに世界で初めて制定された元号は、紀元前140年に中国で制定された建元です。

当時、中国は東アジアの一大勢力でしたから、その中国で発祥した制度が周辺諸国へと広まっていき、日本でも採用されることになったというわけです。


改元する理由って何!?

元号を採用している場合、改元によって新たな元号が制定されるわけですが、そもそも改元が行なわれる理由とは何なのでしょうか。

明治以降の日本では元号法によって、改元の理由は皇位継承と決まっています。ですから、元号が改められるのは現役の天皇が亡くなって、次の天皇が皇位を継承された時でした。

しかし、昭和天皇から皇位を継承された現在の天皇は、生前退位という、亡くなる前の段階での退位を望まれています。

元々、元号法には生前退位に関する規定はなかったのですが、次の改元は、生前退位に伴う皇位継承が理由、ということになりそうです。

生前退位が今後も採用されるのかは不明ですが、一帝一元号の制度の下では、改元の理由は皇位継承と決まっていますから、ある意味、分かりやすいですよね。

しかし、過去の歴史を振り返ってみますと、改元の理由は、必ずしも皇位継承とは限りませんでした。

たとえば、日本最初の改元は650年に行なわれていますが(大化→白雉)、改元する前も後も、時の天皇は孝徳天皇でした。

つまり、皇位継承はされていないにもかかわらず、元号だけは改められた、というわけです。
この時の改元の理由については、日本書紀に記述があります。

それによりますと、ある国司が白い雉を献じたことがきっかけだということです。

昔は占い的なことが現代よりも重視されていましたから、占い的に吉兆なこと(よい兆しとなること)があると、それを理由に改元していたのです。このような改元を、祥瑞改元と言います。

過去の改元のその他の理由としましては、災害、天変地異などが多く見られます。江戸時代には、外交難が理由で改元したこともあるようです。

もちろん、皇位継承に伴う改元もあったのですが、昔の改元の理由は今と比べると、かなりバラエティーに富んだものだったようですよ。


改元で恩赦って与えられているの!?そもそも恩赦って何だ!?

改元の際には、恩赦もあわせて行なわれることがあります。

恩赦とは、法を犯すなどした人たちへの刑罰を軽くしたり、執行猶予の期間を短くしたりするものです。こういったことが、改元に伴って行なわれる可能性があるのですね。

ただし、恩赦が行なわれる可能性があるのは改元の時だけではありません。過去の実例では、皇太子のご成婚や、沖縄の本土復帰などの際にも、恩赦が行なわれたことがあるのです。

では、なぜこのような場合に恩赦が行なわれる可能性があるのでしょうか。

実は恩赦は、国を挙げてのお祝い事の際に実施されることが多いのです。

皇太子のご成婚も沖縄の本土復帰も、共に国家レベルでの喜ばしい出来事です。また、改元も、新しい天皇の即位に伴って行なわれるわけですから、一種のお祝い事と考えることができます。
改元の際に恩赦が行なわれるのには、このような理由があるのですね。

ちなみにですが、改元のような喜ばしい出来事がない場合でも、個別に恩赦が与えられるケースもあります。なお、刑罰を軽くしたりするといっても、凶悪犯罪などの重罪を犯した人たちを対象としたものではありません。

まもなく行なわれるであろう改元の際に恩赦が与えられるかは不明ですが、社会の治安に大きな影響を及ぼすといったことはなさそうですね。


おわりに

大化って元号だったんですね。はじめて知りました(笑)

大化の改新って単純にその時に起こった事柄の呼称だと思っていたので。

また元号って日本の有史以来ずっと使われているものだと思っていたので(それこそ紀元前から)意外と最近なんだなぁっていうのが率直な感想です。

今でこそ皇位継承とワンセットになっている元号ですが、歴史を紐解いてみますと占いなどの影響も受けていたんですね。

災害や紛争などの不安定な情勢を改元することで安定に繋がると信じられていたのでしょう。病気なども祈祷でなんとかしようとした時代ですからね。

私は昭和後期の生まれで元号が昭和から平成に変わった改元を一経験しているのですが、その時に恩赦が与えられたという報道を見た記憶がないんですね。

だから実際に改元による恩赦が行われているという確証を持っていませんし、改元による恩赦なんて都市伝説的なものとして捉えています。

でも実際には与えられているけれど、あまりおおっぴらにはされていないという可能性はありますね。

私は仮に天寿をまっとうすれば年齢的にもう1度か2度は改元を経験すると思いますので、その時は恩赦についてのウラを取ってみたいと思います(笑)

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