二酸化炭素も金次第!?排出の原因や排出量取引について。

はじめに

煙1

最近、二酸化炭素の排出が、世界的に注目を集めています。その理由は、地球温暖化との関連です。

地球温暖化は、温室効果ガスと呼ばれるものが増えることによって起こっている、と考えられているのですが、二酸化炭素はその温室効果ガスに含まれており、しかも昔に比べるとはるかに増えているのです。

つまり、二酸化炭素の排出量が増えたために地球温暖化が起こっている、と考えられているのですね。


二酸化炭素排出の原因って??普段の生活で気をつけるべき事はたくさんあります。

では、二酸化炭素排出の原因は何なのでしょうか??

その主な理由は2つあります。ひとつは、植物が昔に比べて減ってしまったことです。

元々、植物には、二酸化炭素を吸収して酸素を排出してくれる働きがあり、それによって二酸化炭素の量が適正に保たれていました。

しかし、人間による過度の森林伐採などによって、地球上の植物の量が減ってしまい、昔ほど二酸化炭素の量を調整できなくなっているのです。

もうひとつの原因は、近代文明の影響によって、二酸化炭素の排出量自体が大幅に増えてしまったことです。

産業革命以降、石炭や石油を燃やすなどしてエネルギーを作り出すことが、ごく当たり前に行なわれてきました。しかも、近代文明が発展するにつれて、自動車や電気製品などを動かすために、ますます多くのエネルギーが必要とされるようになりました。

エネルギーを作り出すには石炭や石油などを燃やす必要があり、その際に二酸化炭素が発生してしまうのです。

人間による近代文明の発展によって、二酸化炭素の排出量が昔よりも増え、しかも人間による自然破壊によって、昔より二酸化炭素が減らなくなってきている。これが今の地球のということです。


二酸化炭素排出量が1番多いのはあの国!!予想通りと言いますか・・・。

次に、二酸化炭素排出量の推移や、国別の割合などについて、見ていきましょう。

経済産業省の「温室効果ガス排出量の現状等について」という資料によれば、以下のようになっています。

まず、二酸化炭素排出量の推移についてですが、世界的に見ると2010年までの40年間で、ほぼずっと右肩上がりで増え続けています。

前年より下がったことも7~8回程度あるのですが、全体としては明らかに増え続けており、はっきりとした減少傾向に転じたことは40年間の間、一度もありません。

しかも1970~2000年の増加率は平均で年1.3%だったのに対し、2000~2010年にかけては平均で年2.2%と、増加のペースが上がっています。

量で見ても、2000~2010年の10年間で93億トンも増えているというから驚きです。

次に、国別の排出量について見ていきましょう。

これは二酸化炭素だけではなく温室効果ガス全体の排出量になるのですが、2010年のデータによると、全世界の排出量の22.2%が中国から、13.8%がアメリカから排出されています。ちなみに日本は2.8%で、全体の8番目に当たります。

国別の排出量の今後の予測としては、2030年の時点で中国が28.1%、アメリカが12.4%。日本は2.5%となる見通しです。

ただし、全世界での排出量は363億トンと、2012年のデータより46億トン増える見通しとなっています。


金次第でなんとかなる??排出量制限と排出量取引について。

お金

前項でご紹介しましたように、二酸化炭素を含めた温室効果ガスは増加の一途をたどり、地球環境への深刻な影響が懸念される状況となっています。

これではさすがにまずい、ということで、状況の改善に向けた取り組みが始められています。その代表的なものが二酸化炭素の排出量制限と、それに伴って行なわれる排出量取引です。

まずは両者の元となった京都議定書についてご紹介します。

京都議定書とは、温室効果ガスについての世界規模での対策についてまとめたもので、1997年、地球温暖化防止京都会議で議決され、2005年に発行されました。

具体的には、二酸化炭素などの温室効果の削減に関して国別の目標を設定しています。また、それに伴って排出量取引なども行なえるよう、定められました。

排出量取引とは、国や企業などに定められた排出枠に関連した取引です。温室効果ガスの削減が求められている関係上、国などにはそれぞれ、「排出量をこの範囲内で抑える」という排出枠が割り当てられています。

ところが、それぞれの国などによって、「設定された排出枠を越えてしまう」ところや、「設定された排出枠まで、まだ余裕がある」ところが出てきます。

このような場合に金銭を支払うことによって、「排出枠を越えてしまったところ」が、「他の国などの余っている分を、自分が削減したことにできる」というのが、排出量取引です。

当然、お金を払うのは「排出枠を越えてしまった」側になります。これによって、地球全体で見れば帳尻が合うことになり、また、「排出枠まで余裕があるところ」も、排出量取引を見越してさらなる削減に励むことが考えられます。

なお、温室効果ガスの削減に向けた日本での取り組みについてですが、日本では温室効果ガスの中で二酸化炭素の占める割合が非常に大きいため、二酸化炭素の排出抑制に重きが置かれています。

具体的には経団連による取り組みや、省エネ法の改正、電力会社等を対象としたRPS法の制定、地球温暖化対策推進法の制定・改正などが挙げられます。


おわりに

地球温暖化ってなんでなんだろうと思っていたんですが、二酸化炭素がずっと増え続けてるのが原因だったんですね。

排出量っていうと堅苦しいですが、昔より、たくさん出てるんじゃ、地球の状態がおかしくなるのも納得です。

それも、文明っていうか近代化が原因って、まさかの、気づかないうちに人類が自分で墓穴を掘ってたっていうパターンですね。

そりゃあ、電気自動車が騒がれるわけですよ。F1よりもフォーミュラEが目立ってくるわけですよ。下手したら何年か後には立場が逆転ですよ。ただ環境にはやさしそうなのですが、排気音がないので迫力に欠けますね。

にしても、排出量取引ってのも、おもしろい発想ですよね。自分のところで削減が間に合わなくっても、よそから買ってしまえばいいなんて、さすがは金がものをいう現代社会って感じです。

とはいえ、地球温暖化が進んだら、さすがにヤバいでしょうからね。間に合ううちに何とかしてほしいですよね!

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