潜在保育士が復帰しない理由は?対策は急務です!!


そもそも潜在保育士って何?どれくらいの人数がいるの??

保育所1

潜在保育士とは保育士の資格を持ちながら保育士の仕事に従事していない人たちのことを指します。

この大多数は元々は保育の仕事に従事していましたが様々な理由で退職し、その後は復職することなく他の職業についたりしています。

資格は取っただけで保育士の仕事はしたことがないという人はごく少数です。

潜在保育士の数は全国で約70万人もいます。

保育士不足と騒がれる中なぜこんな現実があるのでしょう?


職場環境が劣悪!?そりゃあ続かないでしょ。

冒頭でも述べた通り潜在保育士の多くはもともと保育士として働いていた人たちです。ではなぜ保育士として働き続けることをやめてしまったのでしょう?その理由を一つ一つ見ていきます。

1.体力的にきつい

子供の相手なんて完全に体力勝負です。1人見るのも大変なのに保育士さん1人につき何人もの子供を見ないといけません。体力的にキツいのは安易に想像できます。

ましてや保育士さんのほとんどは女性です。男性に比べて体力は劣りますからこれを理由に辞めていくのはごく自然なことです。

2.給料が低い

公立の保育所の場合は地方公務員となりますので平均的な収入となりますが、この記事で取り上げるのはごく一般的な私立の保育所です。

また公立の保育園と私立の保育園では同じ仕事内容なのに給与に大きな差があることも問題になっています。この問題についても考えることはたくさんありますがこの記事とは別の話ですのでまたの機会に。

では話を戻します。

私立の保育所の保育士さんの給料は年間で310万円ほどです。この試算の平均年齢が35歳なので普通に大学を卒業して新卒から働き始めたとしてもこの年収になるのは13年後ということになります。

新卒の保育士さんは当然もっと低いので手取りで月額13万円程度だそうです。もっと低いところだと手取り10万円ほどのところもあるようです。

子供の命を預かる責任の重い仕事でさらに体力的にもハードなのにこれではちょっとかわいそうですね。職務内容に報酬が見合っていない職業の典型です。最近では介護職も同じような状況になっています。

仕事のやりがいも大事ですが生活ができない給料では辞めるという選択になるのは当然ですね。

3.職場の人間関係

保育の現場で働く90%以上は女性です。女性の職場特有の人間関係の悪さがあるのでしょう。

感情の起伏が激しく気分しだいで八つ当たりしてくる先輩、ターゲットを見つけてはとことんいじめるボス的な保育士、そして自分がターゲットになりたくないがために陥れてくる同僚。

例を挙げればキリがありません。

4.モンスターペアレント

子供に何が起こっても保育所の責任として当然のように理不尽な要求をしてくるバカ親。

過度な消費者保護や企業の過剰サービスにより勘違いしてしまった人がこうなるんです。

まるで自分たちが被害者のように振る舞い当然の権利と言わんばかりに過度な要求を突きつけてくる。

こういった頭の悪い親が多数いるために現場の保育士たちは疲弊しきっています。

保育所2


潜在保育士に復職してもらうには??

とても簡単ですね。上記の保育士を辞める理由とそのまま潜在保育士になる理由を改善していけばいいんです。

1.体力的にきつい

保育士さん1人あたりの負担軽減のためにアルバイトなどを活用すればいいんじゃないでしょうか?

もちろん保育の仕事は国家資格を持った方が従事しないといけないと思いますので、その補助的な要員としての採用がいいでしょう。

雑用や後片付けなど保育士さんの負担軽減には大きく貢献できるはずです。

しかしこの場合新しく人件費の問題が出てきます。

2.給料が低い

国が保育所に対する助成金を増やしてさらに子供を預ける方の自己負担額を増やすことで簡単に解決できます。

財源の捻出は簡単ではないんですが、少子化対策だの女性の社会進出だの言ってる政府にはそれなりの行動をしていただきたいと思います。

『保育所落ちた日本死ね』と暴言を吐いたお母さん。それだけのことが言えるんであれば少々自己負担が増えたとしても納得してくれますよね?受益者が金銭負担をするのは当然ですよ。

まずは自助。自分自身が努力しそれでも足りないところを国や自治体が補助する。これが本来あるべき姿です。

3.職場の人間関係

体力的な負担軽減や給与の改善などによりストレスが軽減されれば自然と他人に対する攻撃性は薄れてくるでしょう。

それでもいじめや差別を好む人間はいますので人間関係で問題が起こった場合には管理職や保育所の運営者が積極的に介入していくことが必要です。

4.モンスターペアレント

理不尽な要求には毅然とした態度で臨むことです。

要求を受け入れる必要もないしモンペを諭してやる必要もありません。

場合によっては子供を退所させるくらいのことは必要でしょう。

しかし現場の保育士さん一人の判断では対応が難しいでしょうから保育所全体の方針として明確にしておくべきです。

モンスターペアレントに対応する保育士さんを孤立させてはいけません。


おわりに

今回は保育士さんの過酷な労働環境とその解決策について書いてみました。

労働環境を改善することで潜在保育士の数を減らせることは間違いありあません。

夢や希望をもって保育士という職業についた方々が誇りとやりがいを持って働き続けられるような環境整備が求められています。

そうすることによって少子化対策の一助にもなることでしょう

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