ワーキングプアの原因や年収、実態に迫ります!対策は急務です!!


はじめに

社畜

最近、日本でも注目されるようになったワーキングプア。まずは、言葉の意味からご説明いたしましょう。

ワーキングプアは、英語でworking poorと書きます。Workは「働く」、poorは「貧しい人々」って意味です。

ですからワーキングプアは、「働いているのに貧しい人々」という意味になります。「働く貧困層」なんて呼ばれるのが一般的なようですよ。

わざわざ「貧困層」なんて呼び方をしているのは、ワーキングプアが社会的な問題と考えられているからです。

普通、働いてなかったら貧乏なのは当たり前ですよね。でも、ワーキングプアの場合、いわゆる正社員並みかそれ以上に働いているのにもかかわらず、貧しい状態から抜け出せないのです。
では、なぜこのようなことが起きているのでしょうか。


きちんと働いているのに貧しい。ワーキングプアの原因って??

ひとつには、求人の中で昔よりも正社員の割合が減って、非正規の求人や就職が増えていることがあります。

そもそも非正規って、正社員よりも給料が安いですよね。中には専門的な技能などで非正規でも収入が多い方もおられるようですが、そうでない方の方が圧倒的に多いです。

元々の給料が安ければ、同じくらい働いても生活は苦しくなりますし、しかも非正規の場合には、正社員のような昇給も期待できないケースが多いです。

それに加えて、正社員のようなボーナスや諸手当も出ない場合が多い。ないない尽くしなのですから、がんばって働いても貧しい状態から抜け出すことが難しいのです。

また、非正規の場合には、正社員のような育成対象と見られていませんから、よりお金になるような技能を身に着ける機会にも恵まれない。このこともワーキングプアの大きな原因となっているようですよ。


想像以上に低い年収。ワーキングプアの実態に迫ります!

では、ワーキングプアの年収や実態は、どのようになっているのでしょうか。

ワーキングプアと判断される年収については、「ボーナスや諸手当を含めた税込みで年収200万円以下」が、ひとつの目安とされています(他に、年収200万円台という説などもあります)。

ちなみに、2015年に連合によって行なわれた「第2回 非正規労働者の働き方・意識に関する実態調査」によれば、非正規労働者の7割以上が賃金年収200万円未満となっており、非正規労働者の増大とワーキングプアの増加の関係をうかがわせる内容となっています。

次にワーキングプアの実態について、見ていくことといたしましょう。

ワーキングプアの特徴は、一見、何とかやっていけているように見えて、実はさまざまな問題をはらんでいることにあります。

まず、お金に余裕がありませんから、まとまった貯金はない場合が多く、中には借金があるケースもあります。また、倹約するために食事の回数を減らすケースも多い模様です。

そんな状態で病気や怪我、あるいは親の介護などが降りかかってきますと、あっという間に生活が困窮してしまいます。その上、収入が少ないため、子供の教育費も限られます。

塾などに通えないため、学校の勉強についていくのが難しかったり、学費を払うのが難しいために、頭は良くても進学を諦めざるを得ないケースもあります。

年収が少ない家庭にも、塾などに行けばできるようになる子や、大学教育を受けてモノになる子は多いはずなのですが、そういった可能性が消えてしまいやすいということです。

これは各世帯の問題にとどまらず、日本全体の国力の低下にもつながりかねない事態です。ちなみに、年収が限られており、将来の増加もあまり見込めないため、最初から結婚や子供を持つことを諦めるケースもあります。

この場合には少子化に拍車がかかり、将来の日本の労働人口が大きく減ることになります。


迅速で適切な対策を急がなければ格差は広がるばかりですね。

ワーキングプア対策で、一番、分かりやすいのは、賃金を上げることです。

そもそもワーキングプアでは、フルタイムきっちり働いても稼ぎが十分ではないということが問題なのですから、賃金が上がれば、それだけ解消に近づきます。

そのためのひとつの目安と言えるのが、各都道府県の最低賃金です。最低賃金が上がれば時間当たりの収入の下限が上がりますから、収入の底上げにつながります。

また、正社員の割合を増やすことも、ワーキングプアの解消への効果が期待できます。

現在、ワーキングプアが増えている主な原因のひとつは、正社員よりも収入が低く設定されている非正規労働者の割合が多くなっていることです。

ですから、非正規の割合が減って正社員の割合が増えれば、それだけワーキングプアの解消につながるわけです。

最近、一部ではありますが、非正規を正社員に登用する制度を導入する企業も出てきており、今後の展開が期待されるところです。

ちなみに、ワーキングプアの意外な対策としては、介護・子育て支援の拡充が挙げられることがあります。

日本総研の「ワーキングプアの実態とその低減に向けた課題」(調査部 副主任研究員 星貴子氏)によれば、各家庭の介護や子育て負担が大きい地域では、ワーキングプアの方の割合が多くなる傾向があるとのことで、そちらの面からの対策も有効かも知れません。


おわりに

ここまで、ワーキングプアについてざっと見てきましたが、いやあ、思った以上に深刻ですね(^^;

こうなるともう、社会的な問題と考えないと駄目かも知れません。

もちろん、本人の努力とかも必要でしょうけど、毎週しっかり働いた上での貧困なわけですから、やっぱり社会の仕組みとかにも問題があるってことですよね。

これが、たとえば、本人が大して働いていないから貧しい、っていうんだったら、がんばって仕事をバンバン入れればやっていけるようになるんですけど、そうじゃあ、ないですから……(´Д`)

やっていけないところやギリギリのところが増えると、国の将来にも関わりますからね、早急な対策が望まれますよね。

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