赤潮の原因は家庭にあり!?被害や対策について説明します!!


はじめに

赤潮

赤潮という言葉はお聞きになったことがあっても、実際の映像を見たり、赤潮の実態についてよく知っているという方は、意外と少ないかも知れません。

そもそも赤潮とは、水中のとても小さな生物であるプランクトンが異常に増えることによって、水の色が変わって見える現象のことです。

プランクトンには大きく分けて、動物プランクトンと植物プランクトンの2種類がありますが、赤潮の原因となるのは植物プランクトンの場合が多いです。

ちなみに赤潮という名前から、海でしか起こらない現象だと思われている方もいらっしゃいますが、海だけでなく、川や沼などでも発生することがあります。

また、ひと口に赤潮と言っても、その色合いはさまざまです。赤さびのような色をしていることもあれば、ピンク色に近いこともあります。これは主に、異常増殖しているプランクトンの色の違いによるものです。


赤潮の原因って?家庭排水も影響してます!

そもそも、なぜプランクトンは異常増殖を起こすのでしょうか?

最も一般的な原因は、その海域等に、プランクトンにとっての栄養が多くなり過ぎた、というものです。

生物の場合、食べ物が豊富にあれば、数が増えやすくなるのは、ある意味、当然です。プランクトンも例外ではありません。

植物プランクトンには栄養塩というものが必須なのですが、この栄養塩は下水道の処理水や各家庭からの排水などにも含まれています。

そのため、そういった排水等が流れ込みやすい沿岸部などで、赤潮が発生しやすくなっているのです。

赤潮の原因は単に自然発生のものもありますが人間が作り出しているといった面もあるのですね。


漁業関係者に大打撃!!経済的被害だけでなく健康にも被害が及ぶ!?

次に、赤潮による被害について見てみましょう。

特に何の被害もなければ「ああ、色が変わってるな」くらいで済むので楽なのですが、残念ながら赤潮はそんなに甘いものではありません。

赤潮による害には、人の命や健康に関わる可能性のあるものと、経済的なダメージになるものの2種類があります。

まずは、人の命や健康に関わる可能性のあるものについて、ご紹介します。

赤潮はプランクトンの異常増殖によって発生しますが、実はプランクトンの中には毒を持ったものがあります。そして、これらの有毒プランクトンを貝が食べてしまうと、その貝の体内に毒が貯まっていってしまう場合があるのです。

これは、アサリ、ホタテなどの二枚貝と呼ばれる貝で起こる現象で、貝毒と呼ばれています。

この状態の貝を食べてしまいますと、さまざまな症状が出る可能性があります。最も危険なのは麻痺性貝毒というもので、最悪の場合、呼吸困難を起こし、死に至るケースがあります。

また、麻痺性貝毒以外でも、下痢や吐き気などを催すことがあります。

ただし、現在では出荷前にチェックが行なわれていますので、あまり心配する必要はありません。

その他には発生する悪臭により気分が悪くなったり吐き気などもよおすことがあります。

これは赤潮そのものから発生する臭いと、赤潮により死んでしまった魚から発生する臭いがあるようです。

かなりの悪臭ですので沿岸部に住まわれている方にとっては憂慮すべき問題ですね。

次に経済的なダメージについてですが、養殖魚に関するものと、海苔(ノリ)に関するものがあります。

養殖魚の場合には、赤潮が発生することによって、養殖魚が大量に死んでしまう可能性があります。

これは前述したプランクトンが持つ毒によるものと、海面が大量のプランクトンで覆われてしまうことにより水中に酸素が行き渡らなくために起こる酸欠によるものです。

また、海苔の場合には、赤潮の影響で、海苔の色や風味が損なわれてしまう可能性があります。見た目と味がともに悪ければ当然商品にはなりません。

どちらの場合も経済的な損失に直結しますので、非常に困った問題ということができます。


被害の拡大を防ぐには?赤潮に対する具体的な対策!

赤潮は経済的な損失に直結するケースがありますので、対策は必須です。

もちろん、対策が必要なのは養殖場の近くなどで赤潮が発生した場合だけです。特に害が及びそうにない外洋で発生した場合には、赤潮対策の必要性は高いとは言えません。

では、実際の赤潮対策にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは赤潮全般に対する対策と、養殖魚に関連した損失を抑えるための対策をご紹介します。

赤潮全般に対する対策とは、赤潮自体を抑えてしまおうという対策のことです。

赤潮はプランクトンの異常増殖によって発生していますから、赤潮の原因となっているプランクトンを殺してしまえば、赤潮自体を抑えられることになります。

具体的な方法としましては、対象の海域に粘土を散布します。粘土から溶け出す成分の中にアルミニウムイオンというものがあり、これがプランクトンを殺してくれるのです。

ただし、すべてのプランクトンに対して有効なわけではなく、プランクトンの種類によっては効果が期待できない場合もあります。

次に、養殖魚に関連した損失を抑えるための対策についてご紹介します。

もっとも分かりやすい対策としましては、養殖魚を生簀(いけす)ごと移動させてしまうという方法があります。赤潮の影響が及ばないところまで移動させれば、被害の発生そのものを防ぐことができますから、単純明快です。

また、餌止めと言って、赤潮による酸欠を防ぐために養殖魚への餌を減らす、という方法がとられることもあります。


おわりに

今回は赤潮についていろいろ調べてみたのですが、『赤潮』と言う言葉自体は知っているけれど、どんなものかは具体的に知らないという方が多かったのではないでしょうか?

赤潮が発生することで漁業に甚大な被害や経済的損失を与えるだけでなく、毒に汚染された海産物を食べることにより健康被害まで発生してしまうこともあるのでまったく他人事ではありませんね。

また家庭から出る生活排水も赤潮発生の原因の一つになってるのでなおさらです。

生活排水って処理施設などを通してある程度浄化されてから水道水になったりするものだと思っていたのですがそのまま海や川に排出したりもしてるんですね。

まあ洗濯用洗剤とか食器用洗剤とか環境に配慮して製造されているとは思うのですが、そのまま海に排水されることもあるのかと思うとちょっとう~んって感じです。

塩分が高いのでカップ麺のスープは飲まずに捨てているのですが赤潮の対策としては残さず飲み干すのがベストなんでしょうね。私の血圧が上がりますが。

 

 

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